Apple Watch の防水性能ってどれくらいなの?
あなたは今、このような疑問をお持ちではありませんか?
結論、Apple Watchは日常生活での水濡れに耐えれるだけの性能を備えています。
でも具体的にどこまでの使用方法なら大丈夫なのか、壊れないのか、よくわからない部分もありますよね。
そこで今回、Apple Watchの防水性能について改めて整理してみました。
ぜひ、ご参考にしていただけますと幸いです。
- Apple Watchの防水性能を知りたい
- 「耐水」って何?
- 実生活でどの程度までなら濡れていいの?
- Apple Watchシリーズごとの防水性能
- 「防水」と「耐水」の違い
- 実生活でどの程度の水濡れなら耐えれるのか
それでは行ってみましょう!
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Apple Watch の防水性能って?
まずはシリーズごとの防水性能を一覧で整理してみましょう。
Seires | 性能(ISO 規格 22810:2010) |
---|---|
2 | 50m耐水 |
3 | 50m耐水 |
4 | 50m耐水 |
5 | 50m耐水 |
6 | 50m耐水 |
SE | 50m耐水 |
7 | 50m耐水 |
8 | 50m耐水 |
SE2 | 50m耐水 |
Ultra | 100m耐水 |
こちらの表はApple公式サイトの情報からまとめています。
・Apple Watch Series 2 以降には、ISO 規格 22810:2010 に基づく水深 50 m の耐水性能があります。
引用元:Apple
・Apple Watch Ultra には、ISO 規格 22810:2010 に基づく水深 100 メートルの耐水性能があり、EN13319 に準拠しています。
ご覧の通り、Ultra は100m耐水、それ以外の Series は50m耐水という性能を備えていると書かれています。
でも、”ISO規格“ってなに?”防水“じゃないの?”m耐水”って?となる方もおられるのではないでしょうか。
以降では、それぞれが示す性能を順番に解説していきたいと思います。
ISO規格とは?
ISOは国際標準化機構のことです。
スイス・ジュネーブに拠点を置く、各国の標準化団体で構成される非政府組織のことで、ここで標準化される決まりごとを「ISO規格」と言います。
「22810:2010」は、そのISO規格の一つで、簡単には時計の防水性能に関する決まり事・仕様を定めたものとなります。
ある商品に品番をつけたようなもので、あまり難しく考えなくてOKです。
「ISO規格 22810:2010」は、国際標準化機構(ISO)が定める「時計の防水性能に関する決まり事・仕様を定めたもの」のこと。
Apple Watchは「防水」ではなく「耐水」
実は、Apple Watch は「防水」ではなく「耐水」です。
Apple 公式サイトで以下のように謳われています。
Apple Watch は耐水性能を備えていますが、防水性能はありません。
引用元:Apple
でも「防水」と「耐水」は何が違うのでしょうか。
- 防水 → 水濡れや水没時、どれだけ水の侵入を防ぐか
- 耐水 → 水濡れや水没時、どれだけ故障せず耐え続けられるか
Apple Watchにはマイクやスピーカーがあるので、水の侵入を前提とする「耐水」性能になる、とういことですよね。
このように厳密には違いますが、結局はあまり変わりません。
「防水」と「耐水」は、どれだけ水に強いか・耐えられるか・故障しないか、という観点に違いはない。
“m耐水”って?
文字通り、水深何メートルまでの耐水性能があるかを示した指標です。
水深 50m耐水であれば、「水深50メートルに耐えられる」ことを意味します。
しかし、水深50メートルまで Apple Watch を水没させて良いということではありません。
ここで言う「水深50メートルに耐えられる」とは『静止状態の Apple Watch に対し、水深50メートルで理論上かかる水圧に耐えられる』ということです。
自然界の水には波があり、かつ、物体が完全静止することはほぼ不可能です。波によって水圧は変化し、時に理論上よりも大きな水圧がかかるため、それには耐えられないということです。
“m耐水”は水深何メートルまでの耐水性能があるかを示した指標。ただし、単純にその深さまで水没して良いのではない。
では「水深50メートルに耐える」とは、実際どの程度の性能なのでしょうか。
水深50m耐水ってどれくらいの性能なの?
先ほど「水深50m耐水」は「5気圧防水(ATM)」とも言われているとご紹介しました。
5気圧防水(ATM)については、一般社団法人 日本時計協会のサイトで、次のように解説されています。
水に触れる機会の多い水仕事(漁業・農業・洗車・食堂など)や水上スポーツ(水泳・ヨット・つりなど)をされる方にお使いいただけます。
素潜り(スキンダイビング)及び飽和潜水用や空気潜水用に使用しないで下さい。
5bar以上の防水時計でも水圧の激しいシャワーや水道水が直接時計に当たらないようご注意下さい。引用元:一般社団法人 日本時計協会
また、Apple の公式サイトでも水深50m耐水について、次のように解説されています。
Apple Watch Series 2 以降は、プールや海で泳ぐなど、浅水域での水上アクティビティで使えますが、Apple Watch Ultra 以外のモデルは、ダイビング、水上スキーなど、水圧が高く、深く潜水するようなアクティビティでは使わないでください。
引用元:Apple
Apple 公式サイトと日本時計協会のサイトで、概ね同じ記載であることがわかりますよね。
つまり、Apple Watch の50m耐水性能とは、5気圧防水に相当し、水仕事・水上スポーツ・浅瀬での利用などは OK だが、素潜り・ウォータースキーなど長い時間の水没・深さの深い水没は NG ということになります。
水深50m耐水を日常生活にあてはめてみると?
水深50m耐水を日常生活にあてはめてみましょう。
シャワー程度ならOK
まずシャワーにかかる程度であれば問題ないでしょう。
ただし、先ほどの日本時計協会からの引用にもあるように、水圧の激しいシャワーは避けたほうがよさそうです。
また、シャンプー等にも注意したいところです。公式でも次のようにうたわれています。
Apple Watch Series 2 以降を着けたままシャワーを浴びてもかまいませんが、本体に石鹸、シャンプー、コンディショナー、ローション、香水が付かないようにしてください。水密性や通音膜の性能低下を招くおそれがあります。Apple Watch が真水以外に触れた場合は、きれいな水で汚れを除き、糸くずの出ない布で拭き取ってください。
引用元:Apple
入浴も OK 。でもオススメできない理由がある
防水というと誰もが気になるのが「入浴」できるのか、ではないでしょうか。
水深50m耐水から考えると入浴自体は問題ありません。
しかし、Apple Watchは適応する環境適温が 0℃ 〜 35℃ です。湯船の温度は、ほとんどの方が 40℃前後というところえを踏まえると、適温から外れてしまいます。湯船のお湯に浸かってしまうのは、あまり好ましくないと言えます。
入浴中はApple Watchの充電時間にあてるようにしましょう。
水仕事はOK
一方、漁業・農業・洗車・食堂などの水仕事は問題ありません。
最近は新型コロナウイルスの影響で手を洗う機会が多くなったと思われますが、石鹸やハンドソープがかからないよう気をつければ全く問題ありません。
ぜひ「手洗いアプリ」で20秒しっかり洗いましょう!
プール・海での水泳もOK
プール・海での水泳も問題ないと思われます。
そもそもワークアウトアプリに「スイミング」があるくらいです。
また、スイミングのワークアウトを開始すると、先ほどご紹介したように自動で「防水ロック」機能が起動します。
水上スポーツもOK
釣りやヨット、水上スポーツも問題ないでしょう。
その際も、先ほどご紹介した「防水ロック」機能を活用しましょう。
水洗いはOK
ちなみに水泳はがOKなので、水洗いも対応していると言えます。ただ、洗剤は部品の劣化を招くため使用を控えた方が良いでしょう。
素潜りなどは NG
スキューバーダイビングなどの素潜り系や、過度な水圧のかかるウォータースキーなどは NG です。
OK とする情報もあるが防水性能の仕様から考えるとオススメできません。
サウナも NG
耐水という観点からは少しズレるが、サウナなどの高温な場所での利用は控えるべきでしょう。
以下は、環境温度に関する Apple の公式見解です。
Apple Watch は、環境温度が 32℉ 〜 95℉ (0℃ 〜 35℃) のときに最も安定して動作するように設計されています。また、保管に適した環境温度は -4℉ 〜 113℉ (-20℃ 〜 45℃) です。
引用元:Apple
Ultra はダイバー向け耐水性能
Ultra は、簡易なダイバーズウォッチとも言われ、「100m耐水」と非常に屈強な耐水性能を備えます。
Apple公式でも次のように公表されています。
Apple Watch Ultra をお使いの場合は、水深 40 メートルまでのレクリエーショナルスキューバダイビングや、スイミング、水上スキーなどのアクティビティ、シャワーの際に着用していても大丈夫です。*
* Apple Watch Ultra を水中アクティビティで使う場合の安全性について、Apple Watch ユーザガイドの「Apple Watch Ultra で水中の温度、経過時間、水深を測定する」で重要な情報をご確認ください。
引用元:Apple
「m耐水」という考え方は基本的に50m耐水と同じですが、より高い耐水性能を備えていることがわかります。
Apple Watchには防水ロックの機能がある
Apple Watchには防水ロック機能があり、シャワーの際はこの「防水ロック」機能の活用をオススメします。
「防水ロック」機能は、Apple Watch に備わった水による誤操作や故障を防ぐための機能です。
大きく、①水による画面の誤操作を防止、②振動によって内部の水を外に出すという2つの機能を持ちます。
- 水によるディスプレイ画面の誤操作防止
- 振動で Apple Watch 内部の水を外に出す
それぞれ簡単に解説しますと…
- ① 水によるディスプレイ画面の誤操作防止
-
水は人間の指と同じように微弱な静電気を流す性質があります。そのため、水なのか・人の指なのか区別がつかず、結果的に水を指と勘違いして誤操作を起こすことがあります。
そうならないように、画面操作をロックし、ご操作を防ぐ、というのが一つ目の機能です。
- ② 振動で Apple Watch 内部の水を外に出す
-
Apple Watch をご覧いただくとお分かりいただけますが、マイクとスピーカー部分は穴が空いたままです。密閉されていないんです。
そのため、ここから水が侵入し、これがサビや故障の原因となることがあります。そうならないように、特殊な振動で内部に残った水を外へ出す、というのが二つ目の機能になります。
この機能を手で起動する方法は、以下のとおりです。
■「防水ロック」の起動方法
① Apple Watch の画面下端から上に向かってスワイプ
② 「水滴のアイコン」をタップで起動
③ 画面上に水滴のマークが表示される ※「防水ロック」がかかり、操作できなくなる
■「防水ロック」の解除方法
① Digital Crown を押し続けます。
② そのまま押し続けると解除されます ※振動で水切りが行われます
以上が「防水ロック」の起動・解除方法です。
耐水性能は永久ではない
耐水性能は、永久に保証されるものではありません。Apple Watch もいわば消耗品なのです。
永久耐水ではないため、経年劣化で耐水性が損なわれる場合があります。Apple Watch の耐水性能を再検査したり、耐水加工を再度施したりすることはできません。
引用元:Apple
防水性能を過信せず、大切に使用することを心がけたいですね。
そのためにもケースやカバーでApple Watchを保護するのはオススメです。見た目のカスタマイズにもなり楽しいですよ。
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まとめ:日常生活の水濡れなら問題ない
いかがでしたでしょうか。
この記事では、Apple Watch の防水性能についてご紹介してきました。
おさらいすると、Apple Watch 3 以降は、5気圧防水に相当し、水仕事・水上スポーツ・浅瀬での利用などは OK だが、素潜り・ウォータースキーなど長い時間の水没・深さの深い水没は NG ということでした。
日常生活での利用なら問題ないが過度な水圧がかかる環境や、熱い水温に対してはこの限りではない、また、永久に保証されるものでもないということも心に留めておきましょう。過信は禁物、ということですね。
Apple Watch は決して安い買い物ではありません。水に対してのみならず、日々の使用でも大切にしていきたいですね。
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