あなたは今、Apple Watch 7 か SE か、どっちが良いのか迷っていませんか?
簡単には、最新かつハイエンド機能を求めるならSeries 7、機能に対してコスパの高さを重視するならSeries SEがおすすめです。ただ、Apple Watchは決して安い買い物ではありません。細かい違いについてしっかり比較してから購入したいですよね。
そこでこの記事では、Apple Watch Series 7 と SE のどっちがおすすめなのか、実際の使用感をもとに、機能やスペックの違いを比較して解説しています。
どのアップルウォッチにしようか迷っている方、これからアップルウォッチを検討される方はぜひ参考になさってくださいね。
ほかにも Apple Watch に関する様々な情報を こちら でご紹介しています。ぜひあわせてご覧いただけますと幸いです。
>> Apple Watch に関する他の記事を読んでみる(上の こちら と同じリンク)
結論:7 か SE かどっちのApple Watchがおすすめ?
まずは結論から。7 か SE かどっちのApple Watchがおすすめなのでしょうか。
それは、求める機能やスペックによって変わってきます。7 がおすすめな人、SE がおすすめな人はそれぞれ以下のとおりです。
- 「グリーン」「ブルー」「(PRODUCT)RED」「スターライト」「ミッドナイト」が使いたい人
- 「ステンレス」「チタニウム」仕上げ、「エルメス」エディションを選びたい人
- 耐亀裂性能と防塵性能が欲しい人
- 大きな画面で常時表示ディスプレイを使いたい人
- 血中酸素濃度と心電図を測定したい人
- 処理性能を重視する人
- 高速充電したい人
- 「ゴールド」「シルバー」「スペースグレイ」が使いたい人
- コスパの良さを重視する人
あなたはどっちが良いと思われましたか?
それぞれの詳しい違いや、機能・スペックの詳細を続いて見ていきましょう。
Series 7 SE の機能・スペックの違いを一覧で比較
Apple Watch Series 7 と SE の機能・スペックの違いを一覧にして比較してみましょう。
主な違いを赤字にしていますので、ぜひ赤字を中心にご覧ください。
7 | SE |
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引用元:Apple公式サイト | 引用元:Apple公式サイト |
発売日 | |
2021年10月15日 | 2020年9月18日 |
本体サイズ | |
41mm / 45mm | 40mm / 44mm |
アルミニウムの本体カラーとサイズ・モデルごとの価格 | |
グリーン ブルー (PRODUCT)RED スターライト ミッドナイト | シルバー スペースグレイ ゴールド |
【GPS】 41mm : 45mm : 【GPS+Cellular】 41mm : 45mm : | 【GPS】 40mm : 44mm : 【GPS+Cellular】 40mm : 44mm : |
ステンレスの本体カラーとサイズ・モデルごとの価格 | |
シルバー ゴールド グラファイト | — |
【GPS+Cellular】 41mm : 45mm : | — |
チタニウムの本体カラーとサイズ・モデルごとの価格 | |
スペースブラック チタニウム | — |
【GPS+Cellular】 41mm : 45mm : | — |
Nikeエディションの本体カラー(アルミニウムのみ) | |
スターライト ミッドナイト | シルバー スペースグレイ |
Hermèsエディションの本体カラー(ステンレスのみ) | |
スペースブラック シルバー | — |
耐水性能 | |
50メートル | 50メートル |
耐亀裂性能と防塵性能 | |
○ IP6X | — |
ディスプレイとサイズ | |
常時表示Retina LTPO OLED ※ 6, SE より20%画面拡大 ※ 3 より50%画面拡大 ※ 常時表示は70%明るく | Retina LTPO OLED ※ 3 より30%拡大 |
血中酸素飽和度と心電図測定 | |
○ | — |
高心拍・低心拍・不規則な心拍の通知 | |
○ 第3世代 | ○ 第2世代 |
緊急SOS、海外での緊急通報、転倒検出、コンパス | |
○ 加速度32G対応 | ○ 加速度32G対応 |
Cellularモデルの携帯電話通信機能とファミリー共有(1台のiPhoneに複数のApple Watchをペアリング) | |
○ | ○ |
CPUチップ | |
デュアルコアS7 SIP SEより最大20%高速 | デュアルコアS5 SIP S3より最大2倍高速 |
Digital Crown | |
○ 触覚的な反応を返す | ○ 触覚的な反応を返す |
高度計 | |
○ 常時計測 | ○ 常時計測 |
バッテリー | |
最大18時間 最大33%高速な充電 | 最大18時間 |
スピーカー | |
○ 50%大きい音量 | ○ 50%大きい音量 |
マイク | |
○ 騒音モニタリング | ○ 騒音モニタリング |
裏蓋 | |
セラミックとサファイアクリスタル | セラミックとサファイアクリスタル |
容量 | |
32GB | 32GB |
Wi-Fi | |
802.11b/g/n 2.4GHz、5GHz | 802.11b/g/n 2.4GHz |
Bluetooth | |
5.0 | 5.0 |
いかがでしょうか。
「この機能はあって欲しいかも」「これならあのSeriesが良いかな」などと思える機能やスペック、シリーズはありましたでしょうか?
次の章では、各機能・スペックが具体的にどのように違うのか、より詳しく比較していきます。
Series 7 SE の各機能・スペックの違いを詳しく比較
ここでは、Series 7 SE の機能・スペックの違いを、より詳しく比較していきます。
発売日
Series 7 | Series SE |
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発売日 | |
2021年10月15日 | 2020年9月18日 |
Series 7は2021年に発売された最新シリーズです。
Series 6と時期同じくして発売となったのがSeries SEです。こちらはApple Watchを始めて持つ方に向けたエントリーモデル。
本体サイズ
7 | SE |
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本体サイズ | |
41mm / 45mm | 40mm / 44mm |
Series 7は「41mm / 45mm」、Series SE は「40mm / 44mm」のそれぞれ2つずつです。
Series 7は本体サイズが拡大。そしてディスプレイサイズも拡大
本体サイズだけに関して言えば、1mm大きくなったところで大差はありません。
しかし、Series 7は本体サイズの拡大に合わせてディスプレイサイズも大きくなりました。大きい画面はとても見やすく、操作もしやすいので、ディスプレイサイズも考えると本体サイズの端ギリギリまで液晶画面が広がったSeries 7がダントツに良いと言えます。
本体サイズに関する注意点
本体サイズに関して注意点があります。それは保護ケースやバンドを選ぶ際、本体サイズに合うものを取り付けなければならない、ということです。当たり前と言えば当たり前ですが、結構見落としがちなポイントです。
「保護ケース」を取り付ける際は本体サイズにぴったり合うものを選びましょう。
本体サイズが41mmなら41mm用のケース、40mmなら40mm用のケースを選びましょう。41mmと40mmの間に互換性は基本ありません。
「バンド」を取り替える場合は小さいサイズ、大きいサイズに適合するものを選ぶようにしましょう。
バンドは、小さいサイズ間(41mm,40mm,38mm間)で共通、同様に、大きいサイズ間(45mm,44mm,42mm間)で共通です。
高級なバンド、かっこいいバンド、かわいいバンドなど、さまざまなApple Watchバンドを別の記事でもご紹介しています。ぜひあわせてご覧ください!
Apple Watchバンドに関する記事を見てみる >>
アルミニウムの本体カラーとサイズ・モデルごとの価格
7 | SE |
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アルミニウムの本体カラーとサイズ・モデルごとの価格 | |
グリーン ブルー (PRODUCT)RED スターライト ミッドナイト | シルバー スペースグレイ ゴールド |
【GPS】 41mm : 45mm : 【GPS+Cellular】 41mm : 45mm : | 【GPS】 40mm : 44mm : 【GPS+Cellular】 40mm : 44mm : |
アルミニウム本体カラーの違い
本体カラーが違うことで機能的な優劣はありません。どのカラーが好みか、それだけです。
ただ、Series 7 と SE で選べるカラーが異なります。
Series 7では新しい本体カラー「グリーン」が追加され、「シルバー」と「スペースグレイ」が「スターライト」「ミッドナイト」に置き換わりました。
対してSeries 3は、既存の「シルバー」「スペースグレイ」そして「ゴールド」カラーがラインナップされています。
価格の違い
ハイエンドなSeries 7は6万円弱のスタートです。対して、Series SEは4万円ほどから購入できるエントリーモデル。
GPS+Cellularモデルは電話回線とファミリー機能などに対応するため、それぞれのシリーズでやや高めの設定となっています。
ステンレスの本体カラーとサイズ・モデルごとの価格
7 | SE |
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ステンレスの本体カラーとサイズ・モデルごとの価格 | |
シルバー ゴールド グラファイト | — |
【GPS+Cellular】 41mm : 45mm : | — |
Series 7にはステンレス仕上げ(素材)がありますが、SEにはありません。
カラーは「シルバー」「ゴールド」「グラファイト」の3つ。
またSeries 7でもGPSモデルにはなく、GPS+Cellularモデルのみのラインナップとなっています。
高級なステンレス仕上げ(素材)が良い方は、Series 7の一択ということになります。
チタニウムの本体カラーとサイズ・モデルごとの価格
7 | SE |
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チタニウムの本体カラーとサイズ・モデルごとの価格 | |
スペースブラック チタニウム | — |
【GPS+Cellular】 41mm : 45mm : | — |
チタニウム仕上げ(素材)もSeries 7 なら選べます。
カラーは「スペースブラック」「チタニウム」の2つで、チタニウム専用のカラーです。
ステンレス同様GPSモデルはなく、GPS+Cellularモデルのみのラインナップです。最高級モデルとなり、価格も最上級です。
Nikeエディションの本体カラー(アルミニウムのみ)
7 | SE |
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Nikeエディションの本体カラー(アルミニウムのみ) | |
スターライト ミッドナイト | シルバー スペースグレイ |
Nikeエディションは、Apple WatchとファッションブランドNikeのコラボレーションウォッチです。Series 7 SE 両方にあります。
仕上げはアルミニウムのみで、本体カラーは白・黒を基調としたカラーのみ選択できるようになっています。
Nikeモデルについてはこちらの記事でも詳しく解説しています!
Hermèsエディションの本体カラー(ステンレスのみ)
7 | SE |
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Hermèsエディションの本体カラー(ステンレスのみ) | |
スペースブラック シルバー | — |
エルメスとのコラボ製品であるHermèsエディションがあるのは、Apple Watch Series 7のみです。仕上げ(素材)はステンレスのみ。さらにカラーは「スペースブラック」か「シルバー」の2つです。
ハイエンドシリーズ 7 かつステンレス仕上げ(素材)にしかラインナップがないことところは、さすが高級ブランドHermèsとのコラボレーションウォッチといったところです。
バンドでHermès風を楽しむという選択肢も!
耐水性能
7 | SE |
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耐水性能 | |
50メートル | 50メートル |
耐水性能についてはSeries 7 SE で差はありません。水深50メートルの耐水性能です。
水深50メートルの耐水性能は、一般的な5気圧防水に相当します。これは、水仕事・水上スポーツ・浅瀬での利用などは OK だが、素潜り・ウォータースキーなど長い時間の水没・深さの深い水没は NG というレベルの性能に相当します。
電子機器でありながら水にも耐えられるのは、手洗いなどの日常生活における水濡れを想定し、フィットネスやワークアウトなどの運動で、汗や雨に耐えつつ測定する必要があるApple Watchならではですね。
耐水性能については以下で詳しく解説しています!ぜひあわせてご覧ください!
耐亀裂性能と防塵性能
7 | SE |
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耐亀裂性能と防塵性能 | |
○ IP6X | — |
最新のSeries 7 には耐亀裂性能と防塵性能が加わりました。これは SE にはありません。
Series 7の耐亀裂性能——2倍以上の強度と耐久性
画面表面のクリスタルはSeries 6と比較して1.5倍分厚くなり、さらに形状をフラットベースにすることで、一番厚い部分で強度と耐久性が2倍以上に向上しています。軽くどこかに当ててしまっても画面に亀裂や割れが起こりにくくなった。ということですね。
Series 7の防塵性能——最高ランクとなるIP6X等級の防塵性能
最高ランクとなるIP6X等級の防塵性能も新たにSeries 7に追加されました。
IPは、「IP(International Protection)」のことで、精密機器などが粉塵や水に対しどれだけ防護性能があるかを数値で示した指標です。省略する場合は「X」を使用します。「IP6X」のうち、「6」部分は防塵性能を、「X」部分は防水性能を示しています。
IP6Xは、完全な防塵構造を意味し、「粉塵の侵入が完全に防護されている」ことを意味します。最高等級の防塵性能です。
これにより、粉塵やホコリを気にすることなく、アウトドアやレジャー、山登りなどを思いのまま楽しむことができるようになりました。
ディスプレイとサイズ
7 | SE |
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ディスプレイとサイズ | |
常時表示Retina LTPO OLED ※ 6, SE より20%画面拡大 ※ 3 より50%画面拡大 ※ 常時表示は70%明るく | Retina LTPO OLED ※ 3 より30%拡大 |
ディスプレイとサイズにはSeries 7 と SE で大きな違いがあります。
Series 7はディスプレイサイズが SE より20%拡大
上の「本体サイズ」の章でもご紹介のとおり、Series 7では画面がさらに拡大。具体値は、SEより20%。これによって画面の端ギリギリまで液晶部分が広がり見やすさと臨場感が格段にアップしました。
SE も Series 3 から30%拡大していますが、7 の大きさと見やすさには遠く及びません。
Seires 7はフラットベース設計で視認性・操作性がUP!
あまり評価されていない事ですが、Series 7は画面形状がフラット設計になり、視認性と操作性が格段に向上しています。本当に見やすく、本当にタップしやすくなりました。
SEは画面の端がプクッと盛り上がった形状をしているので、視認性や操作性でどうしてもSeries 7に劣ります。
常時表示ディスプレイは手首を上げたり画面をタップする必要がない
7 と SE の違いはディスプレイの大きさや設計だけではありません。Series 7は常時表示ディスプレイといって、手首を下ろした状態でも文字盤が表示された状態にできます。SEにこの機能はなく、手首を下ろすと真っ暗になり何も表示されません。
なお常時表示ディスプレイ中は、バッテリー消費が加速するため画面が少し暗くなります。しかし、Series 7では明るさを高く維持したままバッテリー消費を抑えることに成功。実際非常に見やすく、時刻の確認で手首をあげたり画面をタッチしたり、面倒な操作は一切必要ありません。
血中酸素飽和度と心電図測定
7 | SE |
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血中酸素飽和度と心電図測定 | |
○ | — |
血中酸素飽和度と心電図の測定機能があるのは、Series 7です。この機能があるからSeries 7はハイエンドと呼ばれていると行っても過言ではありません。
血中酸素飽和度測定は血液にどれだけ酸素が含まれているかを測定
血中酸素飽和度の測定は、血液に取り込まれたの酸素レベル(量)をパーセントで表したもの。
96%以上が正常値で、90%を下回ると呼吸不全と言われます。新型コロナでも話題となり、肺や呼吸の状態を知ることができる、いわゆるパルスオキシメータと同じものです。
ただし医療用としてではなくあくまでウェルネス用としての使用に限定。とはいうものの日々の健康状態を見る上では非常に役に立つツールです。
使い方は簡単で、アプリを立ち上げてじっとしているだけ。じっとしていれば自動で測定してくれていることもあります。
心電図は心臓のリズムが規則正しいかを測定
心電図 (ECG または EKG とも呼ばれる)の測定は、心臓が規則正しいリズムで動いているかをチェックするもの。
心臓の心房、心室の拍動を計測し、鼓動のもととなる微小な電気信号のタイミングと強さを記録します。自分ではなかなか気づけない健康状態を知ることができます。
使い方は、アプリを立ち上げてDigital Crownに指を当てじっとするだけ。指を当てる必要がある検査なので、血中酸素飽和度と違って自動では測定してくれません。
高心拍・低心拍・不規則な心拍の通知
7 | SE |
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高心拍・低心拍・不規則な心拍の通知 | |
○ 第3世代 | ○ 第2世代 |
心拍の状況を通知してくれる機能は、Series 7 と SE の両方が有しています。
設定した値を上回ると高心拍、下回ると低心拍、心房細動を示唆する不規則な心拍リズムなら不規則な心拍として通知してくれます。
心拍(脈拍)はバイタルサインと呼ばれる人間が生きていることを示す指標の一つです。このことからも心拍の状況を把握することは健康状態を知る上で非常に大切です。
この機能を使用する場合は、あらかじめBPM 値 (1 分あたりの心拍数)などを設定する必要がありますので忘れずに設定するようにしてくださいね。
心拍は光学式心拍センサーと呼ばれるセンサーを通して測定されます。この心拍センサーには世代があるものの、各世代で機能差は明言されておらず、第3世代だからと言って大きな差はないと思って問題ないでしょう。
緊急SOS、海外での緊急通報、転倒検出、コンパス
7 | SE |
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緊急SOS、海外での緊急通報、転倒検出、コンパス | |
○ 加速度32G対応 | ○ 加速度32G対応 |
Series 7 SE ならコンパスで方位を知ることができます。マップなどで自分が向いている方向がわかるのでとっても非常に便利です。
さらに、32Gの加速度センサーがあるので転倒を検出でき、転倒後振動するApple Watchに反応を返さない場合、GPS+Cellularモデルでキャリアが対応する国や地域であれば、海外でも自動で緊急通報を行ってくれます。
国内であれば、安価なGPSモデルでも近くにiPhoneがあれば緊急SOSで自動通報機能が使えます。この機能に命の危機を救われたという事例があるほどです。
あなたは、つまづいてこけそうになったり、こけてしまって少しの間動けなかった、という経験はありませんか?この機能に頼り切ることはせずとも、万一の備えにあると非常に心強いですよね。この機能だけでApple Watchを身近なお年寄りに持たせてあげたいと思う機能です。
この機能の利用には転倒検出のオンと、メディカルIDに緊急連絡先の設定が必要です。使用する際はぜひ設定できているか確かめるようにしてくださいね。
Cellularモデルの携帯電話通信機能とファミリー共有(1台のiPhoneに複数のApple Watchをペアリング)
7 | SE |
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Cellularモデルの携帯電話通信機能とファミリー共有(1台のiPhoneに複数のApple Watchをペアリング) | |
○ | ○ |
Series 7 SEのGPS+Cellularモデルなら携帯電話の通信機能だけでなく、ファミリー共有機能も利用できます。
ファミリー共有とは、1台のiPhoneに複数台のApple Watchをペアリングできる機能です。これにより、iPhoneを持たないお子さんやお年寄りのApple Watchを誰か1台の iPhoneに紐づけて使用できます。
iPhoneを持たなくて良いので気軽にApple Watchを使用できるのと、Apple Watchのデバイス管理を行える点が非常に便利な機能です。
CPUチップ
7 | SE |
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CPUチップ | |
デュアルコアS7 SIP SEより最大20%高速 | デュアルコアS5 SIP S3より最大2倍高速 |
各シリーズで搭載されるCPUチップに違いがあります。S3を最大2倍高速にしたのがS5(SEに搭載)、S5を最大1.2倍高速にしたのがS7(7に搭載)です。
SE搭載のS5ほどあれば十分な処理速度です。S7はよりサクサク動作し、時々重くなるようなこともありません。
「サクサク動いてほしい」「時々動作が遅くなるのが耐えられない」という方は、S7を搭載したSeries 7がおすすめです。
Digital Crown
7 | SE |
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Digital Crown | |
○ 触覚的な反応を返す | ○ 触覚的な反応を返す |
特定の画面でクルクルとDigital Crownを回すことで、Series 7 も SE もプルプルとした感覚を返してくれます。これで今まさに回している、操作しているということが触覚的にわかるようになっています。
Digital Crownとは、Apple Watch本体横についている円形のジョグダイヤルのようなボタンのことです。
高度計
7 | SE |
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高度計 | |
○ 常時計測 | ○ 常時計測 |
Series 7, SEは、優れた高度計によりランニングなどワークアウト中でも今自分がいる高度を計測、記録することができます。
ワークアウトアプリなどで、ランニング記録を後から見返した時に「こんな高度の道を走ってきたんだ」というのがわかり、「もっと高い場所にチャンレジしよう」といった次のランニングへのモチベーションアップや記録の楽しみアップに役立てることができます。
バッテリー
7 | SE |
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バッテリー | |
最大18時間 最大33%高速な充電 | 最大18時間 |
バッテリーの持続時間は、Apple公開値で両シリーズともに18時間です。
ただ、Series 7は充電速度が高速化しており最大約1.3倍の高速充電が可能になっています。
これにより今まで1時間半ほどかかっていた充電時間が約1時間にまで短縮され、忙しくて充電時間が取りづらかった方もフル充電しやすくなりました。たった30分と思われる方も多いと思いますが、実際使用して見ると、30分の短縮は非常に大く感じます。
また「45分で0→80%まで充電」「たった8分で8時間の睡眠を測定」など、急速充電の機能もSeries 7には追加されており、フル充電しなくともちょっとの充電でより長くApple Watchを使用できる仕様に進化しています。
その人その人のライフスタイルにあった充電方法や充電時間を選択できるようになったので、これまで以上にApple Watchを活用しやすくなったと言えます。
スピーカー
7 | SE |
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スピーカー | |
○ 50%大きい音量 | ○ 50%大きい音量 |
Series 7, SEのスピーカーはSeries 3と比べて50%大きい音量の出力が可能です。
Apple Watchで音楽を聴いたり、通話したりする場合は音量不足に悩むことがなくなったので重宝します。特に通話関しては、GPS+Cellularモデルはもちろん、GPSモデルであってもiPhoneが身の周りにあれば、iPhoneをポケットやカバンから取り出さずともApple Watchのスピーカーを使って通話ができるのでとても便利です。
マイク
7 | SE |
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マイク | |
○ 騒音モニタリング | ○ 騒音モニタリング |
Series 7 も SE も、マイクが騒音モニタリングに対応しています。
環境音測定をオン、何dB継続時にノイズ通知するという設定で、騒音に晒され続けた場合にApple Watchが危険を通知してくれるようになります。
騒音がヒドいの環境に長時間置かれた場合、耳の健康が害すと言われており、自分が思った以上の騒音にさらされていることがあり、その場を避けるように通知してくれるのが騒音モニタリング機能です。
環境音測定でサウンド測定をオンにすれば、自動で環境音を終日測定することができます。もちろんサウンドが録音や保存されることはないので、プライバシーにも配慮されています。
難聴になるリスクを減らすために、騒音がヒドいの環境から避け、耳の健康を維持できるようにしたいですね。
裏蓋
7 | SE |
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裏蓋 | |
セラミックとサファイアクリスタル | セラミックとサファイアクリスタル |
Series 7 も SE も裏蓋にはセラミックとサファイアクリスタルが採用されています。縁の下の力持ちのような存在で、特に違いを感じるようなところはありません。
容量
7 | SE |
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容量 | |
32GB | 32GB |
容量はSeries 7 も SE も32GBを搭載しています。2つに差はありません。
容量は、大きければ大きいほどインストールできるアプリや音楽が多くなります。昨今の音楽データなどを考えると、32GBでも少し小さいかもしれません。
とはいうものの、同期する音楽は自分で絞れたり、Apple Watch自体にデータを格納して使用するシーンはほぼないため、容量が足りなくて使用に困ったということにはありません。
音楽アプリについては以下で解説しています。
Wi-Fi
7 | SE |
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Wi-Fi | |
802.11b/g/n 2.4GHz、5GHz | 802.11b/g/n 2.4GHz |
細かな違いですがWi-Fi機能差があります。Series SEは2.4GHz帯のみなのに対し、Series 7は802.11nの5GHz帯が追加されました。
これによりiPhoneとの通信でWi-Fiを使うケースでは、2.4GHz帯を使う他の機器との混信を避け、より安定的に通信ができるようになりました。
Bluetooth
7 | SE |
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Bluetooth | |
5.0 | 5.0 |
差はありませんがSeries 7 も SE もBluetooth 5.0が使用できるようになっています。これにより、iPhoneやAirPods Proなどのワイヤレスイヤホンとの連携や通信において、より高速で安定した通信を行うことができるようになっています。
Bluetooth 5.0では通信範囲4倍でデバイス間が離れても接続が切れにくく、さらに転送速度2倍で音の遅延などが軽減される仕様となりました。
Series 7 SE どっちのApple Watchがおすすめ?
ここまでSeries 7 SE がどう違うのか解説してきました。あなたにとってぴったりのアップルウォッチはどちらでしたか?
それぞれのシリーズがどんな人におすすめなのか改めてまとめていますので、もしまだ悩んでいると言う方はぜひ参考になさってくださいね。
- 「グリーン」「ブルー」「(PRODUCT)RED」「スターライト」「ミッドナイト」が使いたい人
- 「ステンレス」「チタニウム」仕上げ、「エルメス」エディションを選びたい人
- 耐亀裂性能と防塵性能が欲しい人
- 大きな画面で常時表示ディスプレイを使いたい人
- 血中酸素濃度と心電図を測定したい人
- 処理性能を重視する人
- 高速充電したい人
新しい本体カラーや、「ステンレス」「チタニウム」仕上げ、エルメスエディションなどの高級なデザイン、血中酸素飽和度・心電図測定、耐亀裂性能や防塵性能、大きなディスプレイ、高速充電などのハイエンドを機能を重視したい人はApple Watch Series 7がおすすめです。
特に、大きなディスプレイは液晶部分が拡大し、さらにフラットベースになったことで本当に見やすく、タップしやすいです。あまりメディアで大きく取り上げられていませんが、毎日見る、毎日操作するものがここまで大きな進化を遂げているのは、他のシリーズにはない大きなメリットだといえます。
新しいもの好きな方やハイエンド嗜好な方に最適なモデルと言えます。
- 「ゴールド」「シルバー」「スペースグレイ」が使いたい人
- コスパの良さを重視する人
血中酸素飽和度と心電図の測定などハイエンドな機能は有していませんが、それ以外はSeries 7とほぼ同等です。価格が約4万円スタートと非常にコスパに優れたモデルといえます。
リーズナブルな価格で比較的高めの性能を求める方や、初めてApple Watchを持つ方のエントリーモデルとして最適です。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、Apple Watch Series 7 SE のどっちがおすすめなのか、機能やスペックを比較して違いを解説してきました。
ほかにもこんな記事がおすすめ!
機能が低くてもとにかく安いApple Watchが良いと言う人はSeries 3もおすすめです。↓でSeries 3とそれ以外の違いを比較して解説していますので、ぜひ合わせてご覧ください。
とにかく安いのが良いならSeries 3がおすすめ!
Apple Watchはバンドを変えて個性を出すのもおすすめです!
ほかにも Apple Watch に関する様々な情報を こちら でご紹介しています。ぜひあわせてご覧いただけますと幸いです。
>> Apple Watch に関する他の記事を読んでみる(上の こちら と同じリンク)
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