どっちがいいの？「Nikeスポーツループ」と「Nikeスポーツバンド」の違いを解説

あなたは今、このような疑問をお持ちではありませんか？

どちらも Apple Watch NIKE 購入時に選べるバンドですが、見た目以外では、機能的にどう違うのか、どちらを選べばいいのか、よくわからなかったり迷ってしまったりしますよね。

そこで今回は、「Nikeスポーツループ」と「Nikeスポーツバンド」の違いについて解説したいと思います。

ぜひ、ご参考にしていただけますと幸いです。

「Nikeスポーツループ」と「Nikeスポーツバンド」の違い

ではさっそく、「Nikeスポーツループ」と「Nikeスポーツバンド」の違いを見ていきましょう。

比較表で違いを見てみる

まずは比較表をご用意しましたので、こちらで２つの違いをご覧ください。

	Nikeスポーツループ	Nikeスポーツバンド
見た目	引用元：Apple	引用元：Apple
①価格	¥6,580円（税込）	¥6,580円（税込）
②カラー	５色	８色
③装着感	○ フワフワ	○ 柔らかい
④フィット感	○ 細かく調整可能	△ ズレにくい
⑤着脱性	○ 面ファスナー	○ ピンバックル
⑥通気性・吸汗性	◎ ナイロン素材	○ 通気穴あり
⑦重さ(40mmケースの場合)	○ 約8g	△ 約27g
⑧その他(プラス要素)	・光に反射する ・水洗いで綺麗になる ・デスクワークでも痛くない	・水を弾く ・水洗いで綺麗になる
⑨その他(マイナス要素)	・水乾きが遅い ・充電時にバンドが干渉する	・通気穴に汚れが溜まる

いかがでしょうか。

ひとまず、どのような違いがあるか、簡単にでもイメージいただけましたでしょうか。

以下で、各項目を詳しく見ていきましょう。

①価格

価格は、どちらもApple公式価格で同じ価格です。

なお、Apple Watch NIKE 購入時はバンドの価格はウォッチ自体の価格に含まれますが、追加でもう１本調達される際にはこの価格となります。

サードパーティ製のバンドと比較するとややお高い価格設定ですが、純正であること、品質が良いことを考慮すると、やむなしかな、といったところかと思います。

②カラー

Nike専用バンドに限らず、Apple Watchのバンドは頻繁にラインナップが入れ替わります。そのほか、44/45mmサイズのものならあるのに40/41mmサイズのものがなかったり、バンド単体では選べないカラーがあったりもします。

なお、以下は本記事執筆時点のラインナップです。

ラインナップは頻繁に変わるため、以下は参考程度にとどめていただき、今今時点のラインナップは、ぜひ Apple公式サイト をご確認くださいね。

＜Nikeスポーツループのラインナップ＞

バンド	40/41mm	44/45mm	バンド単体
カーゴカーキ 引用元：Apple	○	○	○
ブラック 引用元：Apple	○	○	○
サミットホワイト 引用元：Apple	○	○	○
スプルースオーラ 引用元：Apple		○
プライド 引用元：Apple	○	○	○

＜Nikeスポーツバンドのラインナップ＞

バンド	40/41mm	44/45mm	バンド単体
マジックエンバー/クリムゾンブリス 引用元：Apple	○	○	○
オリーブグレー/カーゴカーキ 引用元：Apple	○	○	○
ミッドナイトネイビー/ミスティックネイビー 引用元：Apple	○	○	○
アンスラサイト/ブラック 引用元：Apple	○	○	○
アンスラサイト/ブラック 引用元：Apple	○	○	○
クロリンブルー/グリーングロー 引用元：Apple		○
アイアンストーン/ブラック 引用元：Apple		○	○
スプルースオーラ/ベイパーグリーン 引用元：Apple		○

今まさにこの瞬間にも無くなっていくバンドカラーがあるかもしれませんので、「このカラー、いいな」と思えるカラーは早めにゲットしてしまいましょう！

③装着感

次は装着感についてです。

	Nikeスポーツループ	Nikeスポーツバンド
装着感	○ フワフワ	○ 柔らかい

「Nikeスポーツループ」は、ナイロン素材の糸が非常に細やかに互い違いに織られています。これがフワフワとした肌触りを実現し、とても着け心地が良いバンドとなっています。

「Nikeスポーツバンド」は、フルオロエラストマーという柔らかいゴム素材が使用され、優しく包み込んでくれるような感覚を覚えます。

どちらも非常に良い装着感かと思いますので、あとは「フワフワが好き」「柔らかいのが好き」「ナイロン素材が好き」「ゴム素材がしっくりくる」など、好みで選択されるのが良いでしょう。

④フィット感

続いてフィット感です。

	Nikeスポーツループ	Nikeスポーツバンド
フィット感	○ 細かく調節可能	△ ズレにくい

こちらは一見、ゴム素材がズレにくい「Nikeスポーツバンド」が良さそうですが、「Nikeスポーツループ」に軍配があがると考えています。

理由は、「Nikeスポーツループ」が面ファスナーであるからです。面ファスナーは、自在に留める長さを調節できるので、言うなればミリ単位で、気持ち良くフィットする長さで装着することが可能になります。

対して、「Nikeスポーツバンド」は、ピンバックルでの固定となるので、どうしても穴と穴の間には距離があり、細やかな長さ調節が難しくなっています。

とても小さな差ではありますが、この小さな差が装着時の気持ち良いフィット感には大きな差をもたらします。そのため、フィット感を求める方は「Nikeスポーツループ」がおすすめです。

⑤着脱性

次は着脱性です。着けやすさ、外しやすさの観点です。

	Nikeスポーツループ	Nikeスポーツバンド
着脱性（方式）	○ （面ファスナー）	○ （ピンバックル）
メリット	落とす心配がない	手を通す必要がない
デメリット	手を通す必要がある	落とす恐れがある

先程の繰り返しになりますが、留め具はそれぞれ「Nikeスポーツループ」が面ファスナー、「Nikeスポーツバンド」がピンバックルです。

それぞれのメリット・デメリットを整理すると、

「Nikeスポーツループ」は輪っかに手を通す方式なので落とす心配がありません。しかし手を通す必要があり、コブシの大きな方は、輪っかに通すのに少し苦労されるかもしれません。

対して、「Nikeスポーツバンド」はバンドが２つに分離しており、ウォッチを手首に乗せてバンドをくるっと巻き、ピンで留めるという着用方法になります。バンドの両端が離れているため、コブシを輪っかに通すような煩わしさはないですが、スルッと手首から落ちてしまう心配があります。

どちらも一長一短で、こちらは好みの問題かな、といった感じです。

⑥通気性

次は、汗などでの蒸れやすさに直結する通気性についてです。

	Nikeスポーツループ	Nikeスポーツバンド
通気性・吸汗性	◎ ナイロン素材	○ 通気穴あり

「Nikeスポーツループ」はナイロン素材がバンド全体の通気性を良くしています。対して、「Nikeスポーツバンド」は通気穴が多く配置されていますので、そこから空気が直接出入りするようになっています。

スポーツと名前がつくだけあって、通気性に関してはどちらも優秀です。通気性に関しては好みの問題かと思います。

しかし、吸汗性も観点として含めると、間違いなくナイロン素材で汗をよく吸う「Nikeスポーツループ」が優秀です。汗群れなどで肌が荒れたり、気持ち悪かったりする方は「Nikeスポーツループ」がおすすめです。

⑦重さ(40mmケースの場合)

次は重さです。以下の値は、ケース本体が40/41mmモデルにおけるバンドのおおよその重さです。

	Nikeスポーツループ	Nikeスポーツバンド
重さ (40/41mmケースの場合)	○ 約8g	△ 約27g

ご覧のとおり、重さは「Nikeスポーツループ」が「Nikeスポーツバンド」の３分の１と非常に軽くなっています。

Apple Watch 7, SE（40/41mm）本体の重さが約30.5グラムですので、「Nikeスポーツバンド」は、ほぼ Apple Watch と同じ重さであることがわかります。

「ずっしりと重い方が好き」というような方でなければ、「Nikeスポーツループ」の方が軽く、快適に装着できるます。

⑧その他(プラス面)

その他、プラス面についてです。

	Nikeスポーツループ	Nikeスポーツバンド
その他 (プラス要素)	・光に反射する ・水洗いで綺麗になる ・デスクワークでも痛くない	・水洗いで綺麗になる ・水を弾く

光に反射する

「Nikeスポーツループ」は光に反射する糸が織られているため、車のヘッドライトや自転車のライトに反射します。

いわば、蛍光の反射板のような役割を担うことができるため、夜間のウォーキングやランニングを少しでも安全に行うことができます。

水洗いで綺麗になる

両バンドは、水洗いで綺麗になります。ただし、Apple が公式に水洗いできることを謳っているわけではありませんので、劣化などは自己責任でお願いいたします。

デスクワークでも痛くない

「Nikeスポーツループ」は、バンドの固定は面ファスナーで行うので、バックルやクラスプといった金属や硬い留め具はありません。

そのため、キーボードやマウスなどのPC操作でデスクに手首をおいても、バンドによる干渉がなく痛くなりにくいです。

対して、「Nikeスポーツバンド」はピンバックルが硬い素材ですので、痛くならなくとも少なからず干渉があるといった印象です。

水を弾く

「Nikeスポーツバンド」はゴム素材であるため水を弾き、すぐ乾くのもメリットの一つかと思います。

⑨その他(マイナス面)

その他、マイナス面についてです。

	Nikeスポーツループ	Nikeスポーツバンド
その他 (マイナス要素)	・水乾きが遅い ・充電時にバンドが干渉する	・通気穴に汚れが溜まる

水乾きが遅い

水濡が乾くまでの時間が、「Nikeスポーツループ」の方が長くかかってしまいます。「Nikeスポーツバンド」がゴム素材なのに対し、「Nikeスポーツループ」はナイロン素材なので素材の性質上、仕方ないですね。

ただ、「Nikeスポーツループ」も通気性は良いので、乾くまでの時間はそこまで長くかからないですし、夏場なら濡れたまま着用しても、フワフワの感触と冷感で暑さを和らいでくれてGoodです。

充電時にバンドが干渉する

「Nikeスポーツループ」はバンドの形状が常に輪っか状なので、Apple Watch を上向きに置いて充電する際は、充電ケーブルのコネクタ部分をバンドにくぐらせてあげる必要があります。そのため充電の都度、両手を使う必要があります。これは結構な煩わしさです。

対して、「Nikeスポーツバンド」はバンドの両端が別れているので、マグセーフ部分に上から乗せるだけで、バンドが干渉することはほぼないでしょう。しかし、充電部分が固定されていなければ、こちらも両手を使って充電する事になってまうかもしれません。

どんなバンドにも言える事ですが、充電ケーブルでは、サッと片手で置いて充電することはできないでしょう。

よりスマートに充電されたい方は、別途充電スタンドを使うのがおすすめです。片手でサッと置くだけですので、毎日の充電がとても快適になりますよ。

充電スタンドには以下のようなものがあります。

1. 置くだけ充電可能なスタンド
2. 充電ケーブルを取り付けるスタンド

▼置くだけで充電可能なスタンド▼

▼充電ケーブルを取り付けて使うスタンド▼

このほかにも、おすすめの充電スタンドを以下でご紹介しています。ぜひあわせてお読みいただけますと幸いです。

ほかの充電スタンドの記事も見てみる>>

<スポーツループ使用時の注意点>

なお、スポーツループ系のバンドは、ケース側面のからバンドがUターンする構造となっているため、バンドに角度がついてスタンドと干渉する恐れがあり、「置くだけで充電可能なスタンド」やその類似製品では使用できない・充電速度が遅くなる恐れもありますので、ご注意ください。

なお、「充電ケーブルを取り付けて使うスタンド」なら、マグセーフ部分を浮かせて使用することで問題なく充電可能ですので、ご使用の際は下の画像をご参考になさってください。

通気穴に汚れが溜まる

「Nikeスポーツバンド」は通気性を確保するために、バンドに穴が空いていますが、この穴には汚れが溜まりやすくなっています。そのため定期的なクリーニングが必要になります。

とはいうものの、水洗いや、手洗い用洗剤で洗ったり、アルコールを染み込ませたティッシュなどで拭き取るだけでも簡単にクリーニングできますので、そこまで苦労することはないでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

この記事では、「Nikeスポーツループ」と「Nikeスポーツバンド」の違いについて解説してきました。

２つのバンドの違いについて少しでもイメージをいただけましたでしょうか。

この記事が少しでもあなたのお役に立っていますと幸いです。

Nikeモデルを購入の際は、ぜひあなたに合う方のバンドを選ばれてくださいね！