はじめに
PC・スマホ・タブレット、まだ Wi-Fiルータなんかも記憶に新しいですが、どれもリーズナブルな価格で高い人気を誇るのがファーウェイブランド。
最近ではスマートウォッチ市場にも参入し、リーズナブルでありながらも、その高い機能性で非常に人気があります。
またスマーフォンにおいては、あのサムスンを抜き、出荷台数が世界第一位になったというニュースも記憶に新しいですね。
そんな波に乗ったファーウェイから出ているスマートウォッチには何種類かあり、他ブランドのように、見た目が丸いものや、リスト型と呼ばれる細長い形をしたもの、その他多様な機能を備えるものなども存在します。
種類が多いと「どれが自分に合うのかわからない」、そう迷われたことはないでしょうか。また、その中から「自分に一番合うものを手にしたい」、誰もがそう考えると思います。
この記事では、ファーウェイスマートウォッチの各最新モデルがどう違うのか、比較してご紹介しています。ぜひともご参考にしていただけますと幸いです。
そして最終的に「自分ならこれかな」、と思える1本に出逢いましょう!
まずは選び方を考えておく
比較に入る前に、まずは、スマートウォッチを買うならこういう機能が欲しいかな、という風にある程度選び方を考えておきましょう。
まだ全然スマートウォッチがどんなものかイメージがない、何を重視したらいいのかわからない、という方はそれで全然問題ありません。ぜひ、以下を参考にしてみてください。
- 機能で選ぶ
- デザインで選ぶ
- 価格で選ぶ
選び方① 機能で選ぶ
一言で「機能」と言っても、千差万別、本当に様々な機能があります。
そしてそれを選ぶ私たちにも色々な価値観がありますので、どういう機能がほしいかをイメージしておくと良いです。
- 単純にデジタル表示な時計だけで良い
- 充電する回数はできるだけ減らしたいからバッテリー持ちが良いものが良い
- ランニングでも始めたいからその記録を録りたい
要はなんでもいいんです。今欲しい機能も、色々な機能を見ていくうちに変わってくるかもしれませんので。
選び方② デザインで選ぶ
今のスマートウォッチ市場は種類も増えてきており、見た目・デザインは様々です。
- ケース本体の形状:丸型・リスト型・スクエア型
- ケース素材による見た目と質感
- バンドの素材や質感とその形状
こちらは、文字でどういう言われるよりも、モノを見た方が早いと思います。下でも画像で紹介しておりますので、ビビッとくるものがあるか、ご覧ください。
選び方③ 価格で選ぶ
お買い物で最終的な判断にもなる重要項目です。
あらかじめ「スマートウォッチに出せるお金がこれくらいかな」と予算を決めておくことで、予想もしない出費を避けることができるので、おすすめです。
比較するのは最新3モデル
それでは比較に入っていきたいと思います。
今回、比較対象とするモデルは、2020年7月時点で最新モデルとなる次の3つのモデルです。
-
HUAWEI Watch GT 2e(以降「GT2e」と表記)
-
HUAWEI Watch GT 2 の 42mm(以降「GT2 42mm」と表記)
-
HUAWEI Band 4 Pro(以降「Band4Pro」と表記)
なお、HUAWEI Watch GT 2 の 46mm(以降「GT2 46mm」と表記)というモデルも存在しますが、ピックアップしていません。理由は、GT2 46mm を買うなら、より新しいモデルである GT2e をおすすめしたいからです。詳しい理由は、以下の記事でもご紹介しておりますので、あわせてお読みいただけますと幸いです。
[sitecard subtitle=あわせて読みたい url=https://tokeitan.net/huawei-gt2e-gt2/ target=_blank]
一覧で比較してみる
3モデルの主な特徴を一覧にして見てみたいと思います。
[ 凡例:赤文字 → 一番優位 青文字 → 他のモデルより優位 ]
特徴\モデル | GT2e | GT2 42mm | Band4Pro |
見た目
画像引用元:https://consumer.huawei.com/ |
|||
公式サイト | URLリンク | URLリンク | URLリンク |
発売日 | 2020年4月 | 2019年11月 | 2019年11月 |
ケース形状 | 丸型 | 丸型 | リスト型 |
カラーデザイン | 4種 | 4種 | 3種 |
ケースサイズ | 46mm | 42mm |
約45 × 約19 × 約11 mm |
ディスプレイ |
AMOLED HDディスプレイ |
AMOLED HDディスプレイ |
AMOLED カラーディスプレイ |
ディスプレイサイズ | 約1.39 インチ | 約1.2 インチ | 約0.95 インチ |
解像度 |
454 x 454 HD |
390 x390 HD |
240 x 120 |
アクティビティ | 15種+85種 動き出しを自動検知 |
15種 | 約10種 |
対応OS |
Android 4.4以降 |
Android 4.4以降 |
Android 4.4以降 |
重さ | 43g | 29g | 25g |
位置情報 | GPS GLONASSの測位システム |
GPS GLONASSの測位システム |
GPS |
バッテーリ持ち ※使用前提あり | 約2週間 | 約1週間 | 約12日間 |
置くだけ充電 | あり | あり | 無 |
健康管理(HUAWEI TruSleep™ 2.0) →睡眠中の心拍数と呼吸をモニタリングし、改善を提案してくれる |
あり | あり | あり |
ストレス診断(HUAWEI TruRelax(TM)) →ストレスモニタリングから呼吸トレーニングのタイミングを表示 |
あり | あり | 無 |
音楽保存および再生 ※Androidのみ可能 | 保存+再生 | 保存+再生 | 再生のみ |
防水 | 5気圧 (プールや海の浅瀬で水泳可) |
5気圧 (プールや海の浅瀬で水泳可) |
5気圧 (プールや海の浅瀬で水泳可) |
VO2Max →酸素消費の最大速度計 |
あり | あり | あり |
有酸素・無酸素運動量を表示 | あり | あり | 無 |
動き出し検知 | あり | 無 | 無 |
運動後の回復時間表示 | あり | あり | あり |
参考価格帯 |
約¥22,000(税込) |
約¥24,000(税込) | 約¥10,000(税込) |
いかがですか?
「これいいな」、と思う機能がありましたか?
以下では、”各モデルで共通する特徴” と ”各モデルの強みとなる特徴” をご紹介していきます。
共通する主な特徴
まずは共通する特徴です。
- 細かな差はあるがどれもバッテリーが長持ち!
- HUAWEI TruSleep™ 2.0により心拍数と呼吸をモニタリング!
- 5ATM(気圧)防水!
- GPS搭載でランニングなどの経路を記録!
それぞれ細かくみていきます。
細かな差はあるがどれもバッテリーが長持ち!
使用状況に前提はあるものの、どのモデルも約1週間のバッテリー持ちを誇りです。
ただ、もちろんずーっとGPSを使っているなどの状況とは違いますので、ご注意ください。ちなみに、それぞれ次のような前提となっています。
❶ GT2e でバッテリーを2週間持続させるには…
24時間装着、心拍数継続計測ON、睡眠モニタリングON、毎週平均ワークアウト90分(GPS ON)、スマート通知受信(毎日50回メッセージ受信、3回アラーム)、毎日200回点灯、毎週音楽再生30分(Bluetoothイヤフォン使用)
引用元:https://consumer.huawei.com/jp/wearables/watch-gt-2e/
❷ GT2 42mm でバッテリーを1週間持続させるには…
バッテリーは次の場合に1週間持続:
心拍数モニターを有効にして24時間着用。HUAWEI TruSleepTM2.0で睡眠をモニタリング。毎週90分間のワークアウト(GPSを有効にする)、メッセージ通知を有効にする(50回のSMSメッセージ、6つ電話、1日3つのアラーム)、画面が表示される 1日に200回、毎週30分間の音楽再生。 バッテリーの使用時間は、ファーウェイテストラボのデータを参考にしています。実際の使用状況によって変動します。引用元:https://consumer.huawei.com/jp/wearables/watch-gt2/battery/
❸ Band4Pro でバッテリーを12日間持続させるには…
HUAWEI TruSleep™と心拍数の継続的監視を無効、手首を挙げて画面起動をOFF、1日30回画面点灯
引用元:https://consumer.huawei.com/jp/wearables/band4-pro/specs/
HUAWEI TruSleep™ 2.0により心拍数と呼吸をモニタリング!
HUAWEI TruSleep™ 2.0 というアプリを活用すれば、心拍数と呼吸をモニタリングしてくれ、睡眠に対する問題と改善を提案してくれます。自分の睡眠で起こっている問題について、気づきを得ることができます。
5ATM(気圧)防水!
5ATMの防水というと、水深50メートルより浅いところであれば問題なく耐水性を発揮するということを意味します。ですので、プールや海などの浅瀬で水泳をすることができる、ということになります。
ただ、ダイビングや水上スキーなどには向きませんので、水深50メートルより深い箇所での使用と併せて控えておいた方が良いでしょう。
GPS搭載でランニングなどの経路を記録!
GPSを搭載しているため、ランニングなど屋外トレーニングで動いてきたルートを記録することが可能です。これを見るだけでも今どこを走ってきたのかを振り返ることができ、「今日のルートはよかったな」とか「明日は別のルートを走ってみよう」など、トレーニングにもバリエーションができることで、トレーニングがより楽しいものになるかと思います。
なお、「GT2e」や「GT2 42mm」では、さらにロシア衛星のGLONASS測位システムに対応しているため、さらに厳密な位置情報の取得が可能となります。
GT2e の主な特徴
ここからは各モデルの主な特徴をご紹介します。まずは、GT2e の特徴です。
- 85種のトレーニングに対応!
- 動き出しを自動検知!
- HUAWEI TruRelax™ ストレスモニタリング! ※Androidのみ 毎日の身体データをトラッキング
- 磁気充電に対応!
ファーウェイスマートウォッチの搭載機能としては、ハイエンドなモデルとなります。高い機能を求めている方のために存在するモデルとなっています。
参考価格帯は、約¥22,000(税込)です。
85種のトレーニングに対応!
ソフトウェアアップデートを行うことで、これまでの15種のトレーニングに追加して、なんと85種のトレーニグメニューが追加されます。85種の一例としては、ロッククライミング、パルクール、ストリートダンス、スケートボードなどがあり、これらのトレーニングをより細かく記録することができるようになります。
あなたにコアな趣味があっても、GT2e ならそのトレーニングを細かく記録することができますね。
動き出しを自動検知!
文字通り動き出しを自動検知してくれます。
こちらもソフトウェアアップデートを行うことで使用可能となる機能ではありますが、屋内・屋外ランニング、屋内・屋外ウォーキング、エリプティカル、ローイングの6つのトレーニングを自動で検知して、以降トレーニング内容を自動で記録してくれます。
この機能があれば、スマートウォッチで「トレーニングを開始」する操作を忘れてしまっても自動で記録してくれるから安心ですね。
HUAWEI TruRelax™ ストレスモニタリング! ※Androidのみ
ストレスモニタリング機能となります。
こちらはAndroidスマホ のみが対応していますので、iOS(iPhone)をご使用の方は利用できない機能となってしまいます。
HUAWEI TruRelax™アプリが毎日の身体データを記録して、ストレスの度合いをチェックしてくれるという優れものです。ストレスの状態によって、呼吸トレーニングのタイミングを促してくれ、呼吸トレーニグを行うことで、ストレスからの解放を手助けしてくれる、そんな機能となっています。
磁気充電に対応!
磁気充電に対応しています。
付属のクレードルに乗せるだけで充電ができます。小さなコネクタを穴に差し込むといった必要はありません。「コネクタ差し込み口を開ける」→「ケーブルを小さなコネクタ口に差し込む」といった煩わしさから解放されますね。
GT2 42mm の主な特徴
続いては GT2 42mm の特徴となります。
- ベゼルレス!
- HUAWEI TruRelax™ ストレスモニタリング! ※Androidのみ
- 磁気充電に対応!
ベゼルレスデザインを採用しており、特にデザイン を気にしている方にピッタリなモデルです。
参考価格帯は、約¥24,000(税込)となっています。
ベゼルレス!
引用元:https://consumer.huawei.com/jp/wearables/watch-gt2/design/
引用元:https://consumer.huawei.com/jp/wearables/watch-gt2/design/
ベゼルレスデザインを採用しています。とても美しいと思いませんか?
これぞスマートウォッチというような佇まいをしており、カジュアル・ビジネス問わず、どんなファッションにも合わせやすいデザインになっています。
HUAWEI TruRelax™ ストレスモニタリング! ※Androidのみ
上記、GT2e に搭載される機能と全く同じとなりますので、ここでのご紹介は割愛させていただきます。
磁気充電に対応!
こちらも、上記、GT2e に搭載される機能と全く同じとなりますので、ここでのご紹介は割愛させていただきます。
Band4Pro の主な特徴
- とにかく軽い!
- リスト型で邪魔になりにくい!
- 安価!
トレーニング機能のみに特化した、スマートウォッチ初心者にもピッタリなエントリーモデルとなります。
参考価格帯は、約¥10,000(税込)となります。
とにかく軽い!
重さは 25g と、とても軽いです。トレーニング中にもその重さを感じさせず、トレーニングの邪魔にならない重さになっています。
リスト型で邪魔になりにくい!
軽さに加えて、リスト型デザインですので邪魔にならず、トレーニングに集中することを後押ししてくれます。
安価!
非常に安価、リーズナブルです。他のモデルに比較すると、半額以下の約1万円ほどで手に入ります。
「ランニングなどの一般的な運動記録を録りたい」「ハイエンドな機能は必要ない」「とりあえずスマートウォッチってどんなものか触ってみたい」とお考えの方にとって、リーズナブルな価格で手に入る Band4Pro は、高コストパフォーマンスな1本となっています。
まとめ
ここまで、ファーウェイスマートウォッチで「買い」モデルを選ぶために、各最新モデルを比較してご紹介してきました。
やはりどれも良いモデルで、どれが一番ということはなく、求めるの機能やデザインなどによって、「買い」となるモデルは違います。
GT2e がピッタリな方
Androidユーザーの方で、動き出し検知、多様なトレーニグ、置くだけ充電など「より細やかな機能が欲しい」「ハイエンドな機能を重視したい」という方におすすめです。
GT2 42mm がピッタリな方
デザインを重視される方におすすめです。「丸型でベゼルレスデザインが気に入った」という方にはピッタリですね。
Band4Pro がピッタリな方
「ランニングなどの一般的な運動記録を録りたい」「ハイエンドな機能は必要ない」「とりあえずスマートウォッチってどんなものか触ってみたい」という方におすすめです。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
「自分ならこれかな」、と思える「買い」な1本は見つかりましたでしょうか。
繰り返しになりますが、どのモデルもとても良いモデルで、どれが一番ということはなく、求めるの機能やデザインなどによって、「買い」となるモデルは違います。
あなたはいかがですか?
この記事が、少しでもあなたのスマートウォッチライフのお役に立てていますと幸いです。
あなたに素敵なスマートウォッチとの出逢いがありますように。
▼今回ご紹介したスマートウォッチ▼